2023年08月25日

真夏の白き小滝

真夏の白き小滝
カメラ:Canon EOS R
レンズ:Canon EF16-35mm F2.8L III USM

栃木県日光市、山王林道の途中にある西沢金山跡。かつての鉱区内を流れる西沢と、小滝沢が合流する地点に落ちる小滝です。実は滝の正式名称は分からないのですが、この滝がある沢の名前が小滝沢なので、勝手に小滝ということにしました(違ってたら陳謝)。

小滝へは山王林道にかかる西沢橋脇道の車止めゲートをくぐり、落石だらけの舗装道路を登っていきます。舗装が終わるあたりの右手の崖、なぜか一部分だけ法面工事が施されており、それが途切れた少し先のちょっと奥まった崖にあります。

この滝は見ての通り、なぜか岩が白くコーティングされています。水に含まれている成分のせいで白くなったのか、それとも元々全て白い岩だったのが水に洗い流されている最中なのか、詳細な成り立ちは不明です。そもそもこの滝は現地で偶然見つけたもので、帰宅後に調べても過去の写真はもちろん、言及した記事すら全く見つからず。小さいとはいえ珍しい色の滝なので、誰も知らないとは考え難いのですが。
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2023年08月06日

橋倉川上流の大滝小滝

橋倉川上流の大滝小滝
カメラ:Canon EOS R
レンズ:Canon EF24-70mm F2.8L II USM

群馬県は西上州、神流町の橋倉川上流にある滝。標高930m付近でこの川に流れ込む無名の沢が、滝になって合流しています。写真左の小さな滝が橋倉川本流、右の大きな滝が枝沢で、おそらくどちらの滝にも名前は無いと思われます。大小2つの滝を同時に見ることができる私好みのスポットです。近くにはGoogleマップにも載っている小豆の滝がありますが、それに負けず劣らずとても素敵な滝空間です。ただちょっと残念なのは、ここは倒木が多め。さらにタイヤやトタンが落ちていたり、林業用の目印なのかあちこちの木にビニール紐が結び付けられていました。これらを一掃できたらもっと美しい水景色になるのになぁと思いました。

ちなみに、この滝に至る道はありません。林道から「整備したけど崩落しちゃいました」という風体の、手掛かりの少ない急斜面を降りなければなりません。結構な角度&高度なので、滑って転んだら直滑降で谷底まで落ちてそのまま昇天してしまうこと間違いなしです。私も最初は躊躇しましたが、慎重の上にも慎重を重ねてゆっくり降りて行きました。なので山慣れていない方や、単独で行くことはお勧めしません。林道から谷を覗いてみて、少しでも無理だと思ったらおやめください。
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2023年07月25日

緑の向こうの榮松滝

緑の向こうの榮松滝
カメラ:Canon EOS R
レンズ:Canon EF70-300mm F4-5.6L IS USM

栃木県日光市足尾町、餅ヶ瀬川に落ちる榮松(いえまつ)滝。川に沿って上流へと続く林道を進むと車止めゲートがあり、それを超えて榮松橋を渡ってすぐ、道の対岸にこの滝はあります。林道は川よりも少し高いところを通っていますが、電柱から伸びるワイヤーや木の根に捕まりながら急斜面を慎重に降りれば、川原に立つこともできます。尚、SUVのような車高が高い車であればゲート前まで入っていけますが、私は普通車なので舗装が途切れるあたりに駐車して歩いて行きました。緑の葉越しに見る滝は涼しげで良かったです。ちなみに、ここ餅ヶ瀬川は魚の放流をしているので、中〜下流域は釣り人が結構入っていたりします。
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2023年07月15日

夕日を浴びる波しぶきとお弁が滝

夕日を浴びる波しぶきとお弁が滝
カメラ:Canon EOS R
レンズ:Canon EF70-300mm F4-5.6L IS USM

新潟県柏崎市、日本海に直接落ちるお弁が滝。岩礁にあたって砕ける波しぶきを、夕日が照らしていました。波が高くてこれ以上近づけなかったので、しぶき越しに撮ってみました。次は滝の直下まで行ってみたい。
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2023年05月30日

苔生す湧水の滝、小滝

苔生す湧水の滝、小滝
カメラ:Canon EOS R
レンズ:Canon EF24-70mm F2.8L II USM

山梨県北杜市、川俣川渓谷の小滝。前出のアングルとは逆の、右(上流側)から撮った写真です。ここは長靴さえ履いていれば、右からでも左からでも、滝に触れるほど近づいても離れても、どんなアングルでも撮影を楽しむことができます。地元の方の話によると、この滝の水はすべて伏流水(湧水)だそうです。一番高いところから落ちてくる水も、沢からのように見えるけれど崖上に沢はなく、湧水なのだそうです。美しの森駐車場から片道2km以上歩きますが、苔生した岩壁のそこかしこから溢れ出る水の美しい流れは一見の価値が大ありです。
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