2022年05月28日

石神の滝、幻の碧い水

石神の滝、幻の碧い水
カメラ:Canon EOS R
レンズ:Canon EF16-35mm F2.8L III USM

静岡県東伊豆町、大川川の上流、向田川に落ちる石神の滝。大川自然椿園のさらに先にあり、雨後にしか現れないことから、幻の滝とも呼ばれているようです。この時は前日からの雨で立派な滝の姿と、碧く美しい滝壺の水を見ることができました。渇水時にはこの水が全て消えてなくなり、ただの乾いた崖になるというのですから、水量の変化の激しさにびっくりです。

この滝へは、大川自然椿園の奥にあるあずま屋のすぐ先の木橋を渡り、対岸(右岸)の遊歩道を登って行くのが順路のようですが、私は木橋に気付かずそのまま直進。左岸通しでなんとなく踏み跡っぽいところを歩き、最後の岩場を登ったら到着しちゃいました。木橋は半分消えていて、対岸から沢の真ん中までの部分しか残っていなかったため、存在に気付くことができませんでした。まぁ、沢の左右どちらを進んでも行けるのが分かったことが収穫でした(笑)。
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2022年05月24日

海岸の朝、落水の滝

海岸の朝、落水の滝
カメラ:Canon EOS R
レンズ:SAMYANG 14mm F2.8 Aspherical IF

新潟県糸魚川市、勝山城跡登山口前の海岸に落ちる、落水(おちりみず)の滝。何年も前から行きたいと思い続けていたものの、東京からはちょっと遠くてそう簡単には行けず。そして今年のゴールデンウィーク、ようやく訪れることができました。雨の直後だったせいかそこそこ水量もあり、岩場の奥で小さいながらも立派な姿を見せてくれました。

滝のすぐ上の道路脇(=勝山城跡登山口の、道路挟んだ対面)に駐車スペースがあるのですが、夜明け前にも関わらず4台も車がとまっててビックリ。勝山城址や滝が人気……なのではなく、皆さんの目的は翡翠(ひすい)。姫川や青海川から海へ流された翡翠が、ここを含め周囲の海岸に打ち上げられるのだそうです。ちなみに、川で翡翠を採るのは違法ですが、海岸で採るのはOKです。

早朝からここへ来た人達は、全員ヒスイハンターでした、私以外は。みんな波打ち際を足元見ながら歩いている中、私一人だけ海を背に、滝に向き合って写真撮ってました。とはいえ、せっかくなんで私も滝の周囲でちょっと翡翠を探してみて、4〜5個それらしい石を採ってきましたが、本物なのかどうかサッパリ分かりません(笑)。糸魚川市のフォッサマグナミュージアムに持っていけば、学芸員さんが鑑定してくれるそうですね、すっかり忘れて東京に帰って来ちゃいましたが。
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2022年05月21日

椿落ちる後蔵引の滝

椿落ちる後蔵引の滝
カメラ:Canon EOS 5D Mark II
レンズ:CONTAX N Vario-Sonnar T* 2.8/17-35(EFマウントに改造)

千葉県南房総市、増間七滝の一つ、後蔵引の滝。滝つぼには、水量が少なかったため、落ちた椿の花が流されずに溜まっていました。ちなみにこれは、昔の写真を見返していて見つけた写真です。もう8年も前になるとは……。この時は確か、林道を歩いているとドでかいイノシシ2匹が目の前を横切っていった記憶が。千葉の南では、イノシシとキョンに出会う確率が高いです。
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2022年05月12日

お弁が滝に夕暮れの三日月

お弁が滝に夕暮れの三日月
カメラ:Canon EOS R
レンズ:Canon EF24-70mm F2.8L II USM

新潟県柏崎市、海に直接落ちるお弁が滝。夕暮れの空に、太陽を追いかけるように沈んでいく三日月が輝いていました。滝の直下まで行って、すぐ目の前でお弁が滝を見たかったのですが、波が高くて近づくことができませんでした、残念。ちなみに、近くには有名観光地である恋人岬や、海の見える駅として有名な青海川駅があり、結構たくさん人がいました。その人たちは当然普段着で歩いているワケですが、その中を、三脚担いで大きなカメラリュックを背負い長靴履いて通るのは、場違い感満載でちょっと恥ずかしかったです。
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2022年05月10日

海岸沿いの美瀑

海岸沿いの美瀑
カメラ:Canon EOS R
レンズ:Canon EF24-70mm F2.8L II USM

新潟県長岡市寺泊野積、海のそば、越後七浦シーサイドラインの傍らに落ちる滝。ネット上では「野積の滝」「浜滝」であったり、近くの案内板には「弥彦さま清めの滝」と書かれていたりと、本名がよく分からない滝です。とはいえそんなこととは関係なく、その美しさはとてもよく分かります。岩の姿形と、そこを流れる水の姿のコンビネーションに惚れてしまいました。さらに滝上部の左右には(写真にも映っているように)少ないながらフジが咲いており、まさに美瀑に花を添えていました。滝つぼまで近づいて見上げて良し、少し離れて全景を眺めても良しと、時間を忘れていつまでも眺めていられる滝です。ここに家を建てて滝と海の両方を楽しめたら、幸せに暮らせそう。
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