2020年07月26日

断崖の月虹

断崖の月虹(ムーンボウ)
『断崖の月虹』
「写真の日」記念写真展2020 第16回公募 協賛会社賞

静岡県伊東市、海に直接落ちる滝として伊豆では有名(※個人の感想です)な、対島の滝に現れた月虹(ムーンボウ)。この写真は、日本写真協会主催 「写真の日」記念写真展2020 第16回公募において、協賛会社賞を受賞いたしました。例年であれば表彰式と、受賞作品の展示会が催されるようですが、今年は新型コロナのおかげですべて中止だそうです。せっかく受賞できたというのに、なんて年だ。

撮影位置は滝横の崖の先端、1人もしくは2人しか立てないような狭いスペースです。よく注意しないと、崖下の海へ真っ逆さま。以前は定番のポジションでしたが、現在は少し手前に立派な展望台が設置され、安全に滝を見ることができます。

この夜、一通り撮影し終わって帰り支度をしていると、何やら背後に気配を感じたので振り返ってみたら、暗闇の中に光る眼が! びっくりして慌ててライトで照らしてみたら、ただの猫でした。住宅街の近くだから、どこぞの飼い猫が夜のお散歩? ビビらされてしゃくだったので、歩き去って行く後ろを、少しストーキングしてやりました。
posted by ISO at 00:00 | Comment(2) | フォトコンテスト

2020年07月23日

棧の滝

棧(かけはし)の滝に光芒
カメラ:Canon EOS 6D
レンズ:Canon EF28-70mm F2.8L USM
撮影日:2019年5月2日

長野県木曽郡上松町、棧(かけはし)の滝。道どころか踏み跡すらない山の斜面を、勘を頼りに谷底へ向かってひたすら降り続けて、ようやくたどり着く滝です。

沢の右岸・北側からアプローチしようと思い、林道を上りきり、簡易ゲート手前に駐車。そこからしばらく歩くと、資材置き場のような広場に着きます。で、さらにその先、遊歩道のようなよく整備された道が伸びていたのでそちらに進んだら、鉄塔の足元に出てしまい行き止まりでした。国土地理院の地形図には点線が描かれていたので、てっきりこれが沢へ向かう道だと思ってしまいましたが、間違いでした。正解は広場から道を外れ、谷底へ向かうと思われる方向へ急斜面を強行突破。道は存在しません。歩けそうな場所を選びながら降りると、ようやく沢に立つことができます。

光芒が出現しそうな時間を予測して行きましたが、道を間違えたので予定より少し遅くなってしまい、ちょっと心配でした。しかし実際にはイイ感じに光が差していて、撮影を楽しむことができました。ただ、降りてきた長い斜面を登り返さなければならないことを考えると、すこぶる帰りたくなかったです。
posted by ISO at 11:31 | Comment(0) |