オログラ沢にかかる、おそらく無名の滝。
栃木県日光市、かつて西沢金山があった場所、その住居跡の奥に流れるオログラ沢の苔の滝。写真は一部分を切り取ってますが、滝全体としては群馬県にある白水の滝と同じような形態です。滝のすぐ上から湧き出ている水は鉱泉のようで、この滝から下流の川床を全てオレンジ色に染めています。詳しくは分かりませんが、状況が群馬県奥草津の穴地獄に似ているので、この苔はチャツボミゴケなのでは? 違ってたらスミマセン。どちらにしろ苔好きで滝・渓流好きなワタシにとって、ここの風景はまさにご馳走です。
ちなみに、オログラ沢は国土地理院の地形図からは消えており、金山の住居跡といっても今はほとんど自然に還ってしまい、道も踏み跡(獣道?)程度しかありません。