新緑の季節に現れた、乙女の滝の小さな月虹（ムーンボウ）

栃木県那須塩原市、乙女の滝を彩るかすかな月虹（ムーンボウ）。ホントは別の滝へ月虹を撮りに出掛けたのですが、その滝の水量が少な過ぎて月虹はほとんど見えず敗退。そのまま帰るのは悔しかったので、急遽、全く予定していなかった乙女の滝へ。小さいながらも、なんとか月虹を撮ることができました。ただ欲を言えば、もう１時間早く着きたかったところです。そうすればもうちょっと大きい月虹が撮れたと思いますが、それは来年以降の宿題とゆーことで。

苔と水が溢れる黒滝。この日は朝から夕方まで、一日中ここにいました

新潟県十日町市、黒滝沢の黒滝。滝そのものはよくある形ですが、その周囲、特に左手の崖のそこかしこから流れ落ちる水と苔がとても美しい場所です。たどり着いてその光景を目にした時、思わず「おぉ〜！」と感嘆の声を上げてしまいました。苔＆水好きな私にとって、最高のご馳走でした。今年新規で訪れた滝の中では、満足度ナンバーワンです。

真夏の日差しを浴びる五郎七滝

岐阜県高山市、沢上谷の枝沢上流にある五郎七滝。思いのほか水量が少なかったですが、急角度のナメをコロコロと転がり落ちる水の姿に癒されました。沢上谷は沢登りで人気なのは知っていましたが、休日だったせいか、入渓ポイントの駐車スペースはほぼ満車状態でした。ちなみにこの滝へ行くには、沢登りと急斜面の登りが必要なので、渓流シューズは必須です。沢登りが必要なくらいですから、当然、道はありません。

滝壺の倒木が、滝に迫ってくる岩壁を食い止めているようでした

岐阜県高山市、沢上谷の最下流、白水谷との合流地点近くに落ちる鼠餅大滝。この滝の正面にそびえる崖が、ものすんごく高いです。しかも崖上部には土砂崩れの最中のような、地肌が露出している部分があったり、沢を覆うように倒木が折り重なっていたりと、頭上からいつ何が落ちてきてもおかしくない場所です。また滝があるサイドも崖なので、音を立てると両壁に反響して、まるで風呂場のようにエコーがかかります。ただあまり大きな音を出すとその振動で上から岩でも降ってきそうで、恐怖を感じました。